◎
地域振興部長(阿部勝君) おはようございます。
議案つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました報告第1号、脇之
沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事の
変更請負契約に関する
専決処分の報告につきまして、命により
地域振興部長から御説明をいたします。 この工事につきましては、平成28年3月に議会の議決を得て、
工事請負契約を締結し、令和3年6月に
変更工事請負契約を締結し、施工したところでありますが、一部設計変更に伴う
請負契約の変更について、
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 次に、
専決処分の内容につきまして御説明いたしますので、2ページをお開き願います。
陸前高田市専決第8号、
専決処分書であります。工事名は、脇之
沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事。工事場所は、
陸前高田市米崎町字脇の沢地内ほか。請負者は、
東亜建設工業株式会社・
株式会社菊池組・
株式会社共立土木特定共同企業体であります。 変更内容でありますが、変更前の
契約金額139億4,332万5,718円を、365万9,515円増額し、変更後の
契約金額を139億4,698万5,233円としたものであります。 主な変更理由でありますが、防潮堤に隣接する
漁港施設との取付けに係る裏込め工及び
コンクリート舗装工の増によるものであります。 以上で報告第1号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第1号の議事を終わります。
△日程第6 報告第2号 令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率の報告について
△日程第7 報告第3号 令和2年度
陸前高田市
資金不足比率の報告について
○議長(
福田利喜君) 日程第6、報告第2号、令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率の報告について及び日程第7、報告第3号、令和2年度
陸前高田市
資金不足比率の報告についての報告2件を一括して議題といたします。 本2件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎
総務部長(
戸羽良一君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
総務部長。 (
総務部長 戸羽良一君登壇)
◎
総務部長(
戸羽良一君) ただいま議題となりました報告第2号、令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率の報告について及び報告第3号、令和2年度
陸前高田市
資金不足比率の報告につきまして、命により一括して
総務部長から御説明いたします。
議案つづりの3ページをお開き願います。初めに、報告第2号、令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率の報告についてでありますが、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、
地方公共団体の長は前年度の決算の提出を受けた後、
健全化判断比率を
監査委員の意見をつけて議会に報告し、かつ公表しなければならないとされているものであります。 内容でありますが、表の下段の括弧内の数字は
早期健全化基準で、
健全化判断比率のいずれかがこれ以上となる場合に、
財政健全化計画を定めなければならないこととなる基準であります。
一般会計を対象とした
実質赤字比率並びに
一般会計、各
特別会計及び
水道事業会計の全会計を対象とした
連結実質赤字比率は、
実質赤字の
標準財政規模に対する比率でありますが、どちらも実質収支が黒字でありますので、数値は算出されないものであります。
実質公債費比率は、
一般会計の地方債の
元利償還金及び
下水道事業など、
公営企業債の
元利償還金への
一般会計からの繰出金なども含めた実質的な債務の
標準財政規模に対する比率でありますが、14.9%であります。 将来
負担比率は、
債務負担行為に基づく支出額など、
一般会計が将来負担すべき実質的な負債の
標準財政規模に対する比率で、各種基金の残高を一定規模確保していることにより、数値は算出されないものであります。 次に、4ページをお開き願います。報告第3号、令和2年度
陸前高田市
資金不足比率の報告についてでありますが、報告第2号と同様に、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、
公営企業を経営する
地方公共団体の長は、
当該公営企業の前年度の決算の提出を受けた後、
資金不足比率を
監査委員の意見をつけて議会に報告し、かつ公表しなければならないとされているものであります。 内容でありますが、
資金不足比率は
公営企業ごとの
資金不足額の
事業規模に対する比率であります。表の令和2年度
陸前高田市
下水道事業特別会計から令和2年度
陸前高田市
水道事業会計まで、いずれも資金の不足額はございませんので、
資金不足比率の数値は算出されないものであります。 以上で報告第2号及び報告第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) 次に、
監査委員から本2件に係る審査の結果について説明を求めます。
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
宗宮監査委員。 (
監査委員 宗宮安宏君登壇)
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率及び
資金不足比率の審査結果について御報告いたします。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、市長から私
ども監査委員の審査に付されました令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率及び令和2年度
陸前高田市
資金不足比率について、その審査の経過と結果についての概要を御説明申し上げます。 審査に当たりましては、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率、
実質公債費比率、将来
負担比率のそれぞれについての
健全化判断比率及び
資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類の計数が正確に計上され、適正に作成されているかどうかを主眼としながら、関係諸帳簿及び証拠書類の調査照合と、必要に応じ職員の説明を求めるなど、慎重を期した次第であります。 初めに、
健全化判断比率について御説明いたします。
審査意見書をお手元に配付いたしておりますが、令和2年度
陸前高田市
健全化判断比率におきましては、
一般会計、
公営企業会計ともに実質黒字を生じていることから、
実質赤字比率、
連結実質赤字比率ともに数値が算出されないものであります。
実質公債費比率は14.9%で、前年度に比べ0.1ポイントの改善となっており、政令で定める
早期健全化基準の25%を下回っている内容であります。また、将来
負担比率は、
充当可能財源等が将来負担額を上回っていることから、数値が算出されないものであります。 次に、
資金不足比率について御説明いたします。
公営企業会計における
経営健全化基準は20%未満が健全範囲とされておりますが、
資金不足比率の算定対象となります令和2年度の
陸前高田市
下水道事業特別会計、
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計、
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計及び
陸前高田市
水道事業会計の4会計全てが
資金不足を生じていないことから、数値が算出されないものであります。 以上のことから、厳しい
財政環境下にありながらも
財政運営に努力されていると認めたところであります。 以上を申し上げまして、審査結果についての御説明といたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。 以上をもって報告第2号及び報告第3号の議事を終わります。
△日程第8 議案第1号
教育委員会の委員の任命について
○議長(
福田利喜君) 日程第8、議案第1号、
教育委員会の委員の任命についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(戸羽太君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 市長。 (市長 戸羽太君登壇)
◎市長(戸羽太君)
議案つづりの1の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第1号、
教育委員会の委員の任命につきまして、
提案理由の御説明を申し上げます。
教育委員会の委員につきましては、教育の機会均等、教育水準の維持向上及び地域の実情に応じた教育の振興を図るため、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得て任命をするものでございます。このうち1人の委員の任期が9月30日をもって満了することに伴い、その後任を任命しようとして議会の同意を求めるものでございます。 1の2ページをお開き願います。今回御提案申し上げております安田留美氏は、参考資料の経歴書のとおりでございまして、平成14年4月から現在に至るまで
陸前高田市
社会福祉協議会に勤務され、本市の社会福祉の推進に御尽力をいただいているところでございます。 以上のように、安田留美氏は、人格、識見ともに優れた方でございまして、
教育委員会の委員として任命いたしたく存じますので、よろしく御同意を賜りますようお願いを申し上げます。 以上申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
福田利喜君) この際暫時休憩いたします。 午前10時23分 休 憩 午前10時26分 再 開
○議長(
福田利喜君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩前の議事を継続いたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号は、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 これより議案第1号を採決いたします。 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件はこれに同意することに決しました。
△日程第9 議案第3号 鳴
石線雨水施設設置工事の
変更請負契約締結について
○議長(
福田利喜君) 日程第9、議案第3号、鳴
石線雨水施設設置工事の
変更請負契約締結についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎建設部長(菅野誠君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 建設部長。 (建設部長 菅野誠君登壇)
◎建設部長(菅野誠君)
議案つづりの3の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第3号、鳴
石線雨水施設設置工事の
変更請負契約締結につきまして、命により建設部長から御説明いたします。
提案理由でありますが、令和元年11月に
工事請負契約を締結し、令和3年7月に
変更工事請負契約を締結した鳴
石線雨水施設設置工事につきまして、今般一部設計変更が生じたことから、
地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。 工事名は、鳴
石線雨水施設設置工事。 工事場所は、
陸前高田市高田町字鳴石地内。 請負者は、株式会社佐武建設であります。 変更内容でありますが、変更前の
契約金額1億7,127万2,200円を、745万9,100円増額し、変更後の
契約金額を1億7,873万1,300円にしようとするものであります。 次に、変更の概要につきまして御説明いたしますので、3の2ページをお開き願います。議案第3号説明資料、変更概要であります。 今回の工事変更内容でありますが、誘導員の配置見直しに伴う安全費の増につきましては、交差点部分の施工に対し、より歩行者及び通行車両の安全を確保するため、誘導員の配置を増やしたものである。支障物の移転に伴う移転工の増につきましては、排水構造物の設置に支障となる上水道管、排水管を移転するものであります。 以上で議案第3号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第3号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより議案第3号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第10 議案第4号
横田地区宿舎跡地農地復旧工事の
請負契約締結について
○議長(
福田利喜君) 日程第10、議案第4号、
横田地区宿舎跡地農地復旧工事の
請負契約締結についてを議題といたします。 本件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎建設部長(菅野誠君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 建設部長。 (建設部長 菅野誠君登壇)
◎建設部長(菅野誠君)
議案つづりの4の1ページをお開き願います。ただいま議題となりました議案第4号、
横田地区宿舎跡地農地復旧工事の
請負契約締結につきまして、命により建設部長から御説明いたします。
提案理由でありますが、
横田地区宿舎跡地農地復旧工事の
請負契約を締結しようとして提案するものであります。 この工事につきましては、去る8月24日、入札を実施したところでありますが、
陸前高田市営建設工事等請負入札参加者指名格付基準に基づき、業者指名運営委員会が選定した業者による指名競争入札の結果、1億9,140万円で、株式会社高田建設が落札したものであります。 この
工事請負契約の締結につきましては、予定価格が1億5,000万円を超えることから、
地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、工事の概要につきまして御説明いたしますので、4の2ページをお開き願います。議案第4号説明資料その1、工事概要であります。目的でありますが、横田地区宿舎跡地を農地復旧しようとして施工するものであります。 工事期間は、議会の議決を得た日から令和4年3月25日まで、工事場所は
陸前高田市横田町字友沼地内であります。 工事内容は、農地復旧工3万8,400平方メートルであります。 次に、4の3ページは位置図でありますので、お目通しをお願いいたします。 以上で議案第4号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第4号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより議案第4号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第11 議案第2号
陸前高田市
過疎地域持続的発展計画の策定について
△日程第12 議案第5号
陸前高田市
クリーン化推進基金条例を廃止する条例
△日程第13 議案第6号
陸前高田市役所位置設定条例等の一部を改正する条例
△日程第14 議案第7号
陸前高田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例及び
陸前高田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例
△日程第15 議案第8号
陸前高田市
復興産業集積区域における
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例
△日程第16 議案第9号
陸前高田市
社会福祉施設等の人員、設備、運営等の基準等に関する条例の一部を改正する条例
△日程第17 議案第10号 令和3年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第4号)
△日程第18 議案第11号 令和3年度
陸前高田市
介護保険特別会計補正予算(第2号)
△日程第19 議案第12号 令和2年度
陸前高田市
一般会計歳入歳出決算
△日程第20 議案第13号 令和2年度
陸前高田市
下水道事業特別会計歳入歳出決算
△日程第21 議案第14号 令和2年度
陸前高田市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
△日程第22 議案第15号 令和2年度
陸前高田市
漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算
△日程第23 議案第16号 令和2年度
陸前高田市国民健康保険
特別会計歳入歳出決算
△日程第24 議案第17号 令和2年度
陸前高田市後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算
△日程第25 議案第18号 令和2年度
陸前高田市介護保険
特別会計歳入歳出決算
△日程第26 議案第19号 令和2年度
陸前高田市
水道事業会計決算
○議長(
福田利喜君) 日程第11、議案第2号、
陸前高田市
過疎地域持続的発展計画の策定についてから日程第26、議案第19号、令和2年度
陸前高田市
水道事業会計決算までの執行前提案1件、条例案5件、
補正予算案2件及び決算案8件の計16件を一括して議題といたします。 本16件に係る
提案理由の説明を求めます。当局。
◎市長(戸羽太君) 議長。
○議長(
福田利喜君) 市長。 (市長 戸羽太君登壇)
◎市長(戸羽太君) ただいま議題となりました議案第2号及び議案第5号から議案第19号までの16件につきまして、
提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第2号、
陸前高田市
過疎地域持続的発展計画の策定につきましては、
陸前高田市
過疎地域持続的発展計画を策定しようとして提案するものでございます。 次に、議案第5号、
陸前高田市
クリーン化推進基金条例を廃止する条例につきましては、
陸前高田市クリーン化推進基金の全部を処分したことに伴い、
陸前高田市
クリーン化推進基金条例を廃止しようとして提案するものでございます。 次に、議案第6号、
陸前高田市役所位置設定条例等の一部を改正する条例につきましては、土地区画整理事業による換地処分に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第7号、
陸前高田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例及び
陸前高田市
個人情報保護条例の一部を改正する条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第8号、
陸前高田市
復興産業集積区域における
固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例につきましては、東日本大震災復興特別区域法の一部改正に伴い、所要の改正をしようとして提案するものでございます。 次に、議案第9号、
陸前高田市
社会福祉施設等の人員、設備、運営等の基準等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、
社会福祉施設等に子ども・子育て支援法に規定する特定教育・保育施設等を加えようとして提案するものでございます。 次に、議案第10号、令和3年度
陸前高田市
一般会計補正予算(第4号)は、新型コロナウイルス感染症対策に係る関連事業費、台風8号災害等に係る災害復旧事業費及び令和2年度決算の確定に伴う財政調整基金積立金等の補正をしようとするものでございます。 次に、議案第11号、令和3年度
陸前高田市
介護保険特別会計補正予算(第2号)は、保険事業勘定において、介護給付適正化事業総合支援システム導入委託料等の補正をしようとするものでございます。 次に、議案第12号から議案第19号までの8件でございますが、令和2年度の
一般会計歳入歳出決算、各
特別会計の歳入歳出決算及び
水道事業会計決算につきまして、
監査委員の意見をつけて認定に付するものでございます。 以上、
提案理由の概要を申し上げましたが、これらの議案の細部につきましては、審議に際しまして、関係部課長等をして説明をさせていただきますので、慎重に御審議の上、御賛同くださいますようお願いを申し上げまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
福田利喜君) 次に、決算案8件について、
監査委員から審査内容の説明を求めます。
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 議長。
○議長(
福田利喜君)
宗宮監査委員。 (
監査委員 宗宮安宏君登壇)
◎
監査委員(
宗宮安宏君) 初めに、令和2年度
一般会計及び
特別会計決算の審査内容について、その概要を御説明申し上げます。 審査に当たりましては、歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書が
地方自治法及び
陸前高田市条例並びに関係諸法令に準拠して適正に作成されているかどうか、各会計における決算計数が正確であるか、予算が適正かつ効率的に執行されているか、財産の管理及び処分が適正に行われているか、また
地方自治法第241条第5項の規定により審査に付された各基金の運用状況が設置目的に沿って、確実、かつ効率的に運用がなされているかどうかに着目し、審査をいたしました。 結果といたしましては、各会計の決算書はいずれも関係諸法令等に準拠して適正に作成されているところであります。 また、毎月実施してきました
例月出納検査や
定期監査を通して予算の執行を監査してきたところであり、予算議決の趣旨に沿い、全般的に適正かつ効率的に執行がなされたものと認めたところであります。 財産に関する調書においては、示された公有財産、基金等の記載高は正確であり、各基金の運用状況もその設置目的に沿って運用されているものと認めたところであります。 なお、審査結果の詳細につきましては、お手元に配付いたしております
審査意見書のとおりでありますが、令和2年度
一般会計及び各
特別会計決算を総括し、千円単位で申し上げますと、歳入は770億2,164万9,000円、歳出は702億2,493万8,000円、歳入歳出差引き総額は67億9,671万円で、翌年度に繰り越すべき財源58億6,342万4,000円を差し引いた実質収支は前年度より52.1%減の9億3,328万6,000円の黒字を計上して年度を完結しているものであります。 令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、市民活動が制限されたり、商工業、観光業を中心に経済活動が悪化となる状況下ではありましたが、東日本大震災からの復興の総仕上げと位置づけた復興・創生期間の最終年度であり、市民待望の市民文化会館の開館や高田松原運動公園、新庁舎の完成、土地区画整理事業かさ上げ地の全宅地の引渡しの完了など、復興事業をおおむね完遂した点については、特筆すべき成果であると認識するものであります。 また、
陸前高田市まちづくり総合計画の基本理念の一つである「次世代につなげる持続可能なまちづくり」に向け、地域内の経済循環の促進や六次産業化による地場産品のブランド化の推進など、持続可能な地域経済をつくるための取組がなされたところであり、完成した各種施設の活用を通じた交流人口の拡大、創出とともに、市内経済の活性化が期待されるところであります。 さて、今後の行
財政運営に当たっては、復旧、復興事業の早期完遂を目指すとともに、新型コロナウイルス感染症対策にも配慮をし、引き続き国県への財政支援要請などによって各予算の確保を図られるとともに、各種事業の達成に向けた取組に期待するものであります。 また、おおむね復旧、復興事業が完了し、財政規模が大きく縮小される中、持続可能なまちづくりを達成させるため、少子高齢化の進展等社会情勢の変化を把握するとともに、多様化、複雑化している地域が抱える課題等にも的確に対応できるよう、より効率的な
財政運営を期待するものであります。 次に、令和2年度
陸前高田市
水道事業会計決算の審査内容について御説明申し上げます。 審査に当たりましては、地方
公営企業の経営の基本原則である経済性の発揮と、本来の目的である公共の福祉増進に配慮して運営されているかどうかに着目しながら、会計諸帳簿及び証拠書類の調査、照合と、必要に応じ職員の説明を求めるなど、慎重を期した次第であります。 結果といたしましては、決算に関する書類等は地方
公営企業法及び関係法令等に準拠して作成され、その計数は正確であると認めるものであります。 詳細につきましては、
審査意見書をお手元に配付いたしておりますが、決算を総括し、千円単位で申し上げますと、事業収支においては2,024万7,000円の純利益を計上しているものであり、また資本的支出においては5,762万8,000円の
資金不足が生じましたが、内部留保資金をもって全額補填しているものであります。 令和2年度における水道施設の主な整備では、土地区画整理事業の高田、今泉工区において、配水管布設工事が引き続き実施されたほか、横田地区簡易水道事業の拡張整備に係る工事が完了するなど、水道設備実施整備事業を確実に実施するとともに、併せて老朽管の布設替え工事やポンプ場の設備更新を行うなど、市民への水道水の安定供給に向けた取組が図られている内容であると認めたところであります。 人口減少や使用水量の減少などによって、給水収益の減少が懸念されるなど、水道事業をめぐる経営環境は引き続き厳しいものとなっていることを認識した上で、
公営企業の基本原則である公共性、経済性に鑑み、着実な事業実施を図るとともに、コスト意識を持って健全な経営に努め、より安全でおいしい水道水の安定供給を維持し、市民生活を取り巻く環境水準の向上に寄与されるよう望むものであります。 以上を申し上げまして、審査結果についての御説明といたします。
○議長(
福田利喜君) ただいま議題となっております議案第2号、
陸前高田市
過疎地域持続的発展計画の策定について及び議案第5号、
陸前高田市
クリーン化推進基金条例を廃止する条例から議案第19号、令和2年度
陸前高田市
水道事業会計決算までの執行前提案1件、条例案5件、
補正予算案2件及び決算案8件の計16件については、議事の順序を省略してお諮りいたします。 本16件については、議長を除く全議員をもって構成する
決算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本16件の審査については、
決算等特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
○議長(
福田利喜君) ただいま設置されました
決算等特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたします。
○議長(
福田利喜君)
決算等特別委員会の正副委員長互選のため、同委員会を来る9月9日、本会議散会後、委員会室に招集いたします。
△日程第27 発議第6号
陸前高田市議会基本条例の一部を改正する条例
○議長(
福田利喜君) 日程第27、発議第6号、
陸前高田市議会基本条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本件に関し、提出者より
提案理由の説明を求めます。
議会運営委員会委員長、
菅野広紀君。 (
議会運営委員会委員長 菅野広紀君登壇)
◎
議会運営委員会委員長(
菅野広紀君) ただいま議題となりました発議第6号、
陸前高田市議会基本条例の一部を改正する条例につきまして、議会運営委員長から御説明いたします。発議提出案件つづりの1ページをお開き願います。 発議第6号、
陸前高田市議会基本条例の一部を改正する条例の
提案理由でありますが、災害時等における議会機能の維持に係る規定を追加しようとして提案するものであります。 次に、改正の内容につきまして御説明いたしますので、発議提出案件つづりの2ページをお開き願います。
陸前高田市議会基本条例の一部を改正する条例であります。 新たに第11条として、「災害時等における議会機能の維持」を加え、第1項として「議会は、災害時等においても、議会機能を維持するよう努めなければならない。」、第2項として「災害時等の議会の行動基準等に関しては、
陸前高田市議会業務継続計画(
陸前高田市議会BCP)で定める。」とするものであります。 次に、附則でありますが、この条例は、公布の日から施行するとするものであります。 以上、議員各位の御賛同をお願いいたしまして、
提案理由の説明といたします。
○議長(
福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 質疑なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 発議第6号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。
○議長(
福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 討論なしと認めます。
○議長(
福田利喜君) これより発議第6号を採決いたします。 本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△日程第28 請願第2号 更なる少人数学級の実現に伴う
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担率の引上げを図るための2022年度政府予算に係る意見書の提出について
○議長(
福田利喜君) 日程第28、請願第2号、更なる少人数学級の実現に伴う
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担率の引上げを図るための2022年度政府予算に係る意見書の提出についてを議題といたします。
○議長(
福田利喜君) お諮りいたします。 本件については、議事の順序を省略し、直ちに請願文書表に記載のとおり、教育民生
常任委員会に付託の上、審査いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
福田利喜君) 御異議なしと認めます。 よって、本件については請願文書表に記載のとおり、教育民生
常任委員会に付託の上、審査することに決しました。
○議長(
福田利喜君) この際、御連絡いたします。 明4日から6日までは休会、7日から9日までは
一般質問を行います。
○議長(
福田利喜君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時54分 散 会...